
世界選手権雑感 ~フリースタイルの聖地の長い1日~

猪苗代町は20年以上前からフリースタイルスキーの国際大会を招致。以来、毎年のようにW杯の舞台となっている。
選手育成にも積極的で、さらにオフシーズンの練習環境にも申し分無し。
このことから、いつの間にか“日本のフリースタイルスキーの聖地”と呼ばれるように。そして、2009年3月7日はその猪苗代町にとって実に長い1日となった。
前日の雨天、さらに急激な気温の上昇から大会開催も危ぶまれたこの日の朝、リステルスキーファンタジア周辺には奇跡的に雪がちらついた。気温も下がり、大会バーンの雪は溶けることなく斜面コンディションをキープ。無事にレースを開催出来る幸運に恵まれた。
会場周辺には、早朝から当日券を求める列ができ結果的にチケットは完売。福島県内外から多くの観衆がリステルスキーファンタジア・ダフィーコースに集結した。その数4848人。あの長野五輪を彷彿させる熱気が会場を支配した。
大観衆は世界のトップアスリートたちによる技術の競演、そして日本人選手の活躍に大興奮。上村愛子選手の金メダル獲得が決まった瞬間はその興奮が沸点に到達した。そして、レース後には上村選手の快挙、猪苗代町の名前がテレビ、ラジオ、インターネットなどを通じ瞬時に全国に、そして世界にと報道された。
夜には新設された「猪苗代町体験交流館」に昼間の余韻が引き継がれ た。メダルセレモニーをメインイベントに、鮟鱇鍋や豚汁のふるまい、各種ブースイベント、大会応援ソングを歌うハーモニのミニライブ、日舞やチアリーディングなどのステージイベントといったさまざまな催しはいずれも大盛況。
長い長い1日はなかなか終わろうとはしなかった・・・。










